【アマビエとは】
日本に伝わる妖怪。光り輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝わっています。その姿は人魚に似ていますが、口はくちばし状で、目は菱形、黒目と白目があり、耳らしきものあり。体は鱗に覆われていて足は3本という特徴があります。
江戸時代の肥後の国(現・熊本県)のお話し。
当時の文献に、毎晩のように海の中で光るものが出没するため、役人が向かったところ、アマビエが現れたという記録が残っています。
アマビエは、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を絵に描いて人々に見せよ。」とつげたとされています。
(出展・京都大学貴重資料デジタルアーカイブスより)
【諫早神社】
もともと諫早神社は「四面宮」と言って、九州総守護の神社です。
また、健康や病気平癒の御利益で知られる神様をおまつりされています。
アマビエは九州に現れた疫病退散の妖怪。
そして、諫早神社は九州総守護の神社であること、健康の御利益で知られていることから、今回「無病息災」の祈りを込めたアマビエのクラフト塗り絵を配布されることになりました。
諫早神社では、疫病退散の神事を行い、無病息災の祈りを捧げているそうです。